– 新婦友人、挨拶
E一さん、E子さん、ご結婚おめでとうございます。
ご家族の皆様も云々。
1997年、宮崎のド田舎から出てきたばかりの純粋な僕が(今でもですが)京都という都会にポーン!と放り出され、何をすればいいのかわからなくてとりあえず能登半島まで一人旅してみたり、いろんな面白い顔の人に話しかけてみたり、顔が面白いので話しかけられてみたり、はしゃいだり、苦悩の青年を演じてみたり、まぁタツノオトシゴのごとくフラフラしておったわけです。
そんな時に千本今出川でのとある飲み会に誘われまして、今思うとまぁ気持ち悪いじゃなかった個性的な面々が集まっていたのですが、その中にやけに態度と声がでかいのが一匹混ざっておりまして、そいつがE子さんだったわけであります。
田舎モンの僕と名古屋という大都会から出てきたE子さん、タイプは全然違うのにどっかで気が合ったんでしょうね。
いつの間にか何でも話せる友人になっておりました。
そして仲間も1人増え、2人増え、フラフラしていた僕はE子さんのおかげで魑魅魍魎の闊歩する大学生活においてどうにか安住の地を獲得することができたのであります。
授業を抜け出して二人で出かけた龍安寺、
朝まで踊り明かした木屋町のクラブ、
みんなでチャリンコを飛ばした写真会、
酒に潰れた我らが恵川荘。
大学を卒業してからも毎年仲間といろんなとこに行って、
その度によくいじられたけども、
E子がおらんと楽しくないからな。
神様が何をどう間違ったのか極端に運が良すぎるきらいがあるので、
その分周りへの気遣いをいつまでも大事にするように。
あとは僕やMやM人やK太をあまりいじめないように。
みんなもうオッサンです。
お前が笑ってればとりあえず世界は安泰だ。
結婚おめでとう。
これからもよろしく。