父親との電話の中で中判カメラに興味があることを話したら、父の友人の写真屋さんがマミヤのRZ67PROIIという立派なカメラを貸してくださいました(山下さん、ありがとうございます)。
人生初のマニュアルカメラだったのでコンパクトカメラの内蔵露出計を駆使(?)してフィルムを数本試し撮りしてみたところ、その解像度と「パキッ」としたレンズの写りに心奪われてしまい、早速、より軽量で持ち歩きのできるMamiya 7の中古を購入。
交換レンズの豊富なPENTAXの67も魅力だったのですが、とにかく自転車で走りまわって被写体を物色するのが好きな僕には少し重過ぎるかなと思い断念。
見た目は断然PENTAXかハッセルなんですけどね。
試し撮りしてみたときのシャッター音が、「チッ」というまるで写ルンですのような心許ない音だったので「故障か!?」と不安になったのですがどうやらそういうものらしいです。
最初は購入をためらうくらい意味のわからないデザインでしたが、しばらく使ってるうちに愛着が湧いてきました。
洗練からはほど遠いんですけどね。
逆にその無骨さがいいんでしょうね。
ブローニーの120だと10枚しか撮れないので、一枚一枚がとても慎重になります。
ただ、自分にとって写真というのはそもそもそういうものだったなーと、同時に妙な懐かしさも感じているのです。